んななのゲーム開発備忘録

ゲーム制作の進捗と開発メモなど掲載しています。

Unity1週間ゲームジャム「space」に参加しました

だいぶ遅くなっちゃいましたが11月13日~19日までUnity1週間ゲームジャムに参加してきたのでその振り返り記事を書こうと思います。

目次

Unity1週間ゲームジャムって?

Unity1週間ゲームジャムはその名前の通り1週間かけて1つのゲームを作ろうというイベントで、 今年の4月から定期的に開催されてるみたいです。

次回はまだ未定みたいですけど、たぶん1月か2月くらいには開催されるんじゃないかなと思います。 1週間でゲームが完成しなくても投稿しても大丈夫という、初心者や忙しい人に優しいとても懐の深いイベントなので興味がわいた方は是非参加してみてください!

開催中は#unity1weekのタグでTwitter上でに参加者の進捗が見れたりして楽しいですよ(#'w'#)

1日目 ― ゲームの構想

まずは「space」というテーマに沿ってどういうゲームを作ろうか考えました。 spaceっていうと宇宙だとか空間だとか意味がありますけど真っ先に浮かんだのは空間の意味でのspaceでした。

空間というワードでまず思ったのはこう「狭いところに丸く収まりたい」でした。 そういうの好きなんですよね。

狭いところに"自分が"収まるとなると、天井から大きな岩が降りてきてそれの隙間にうまくおさまる っていうのが思いつくんですけど、それってたぶん他の人もやるだろうし、その方向で進めてみてもよいアイデアが浮かばなかったのですっぱり諦めました。

それでどうしたかというと、狭いところに収まるのは"自分"ではないという方向性でした。 狭いところに"何か"を収めるという方向で考えました。

「狭いところに"何か"を収める」っていうワードなので、主人公となるプレイヤーはきっと正義の味方ではないよね、 っていうのと、あと前のUnity1週間ゲームジャムの「積む」の時から地獄をテーマにしたゲームを作ってみたいと思っていたのがあって主人公は悪魔にしました。

悪魔が狭いところに収めるっていうと「騙す」んだろうなって思いました。

では"何を"騙すか?っていうとなんだろう... そういえばspaceって宇宙って意味もあるよねと思って、月につながって、結果的にウサギを騙すことにしました。

ウサギといえばニンジン、それで騙して収める狭いところといったら落とし穴だよね。

こんな感じでゲームの構想が固まっていきました。わりとすんなりでした。

Unity1週間ゲームジャムには毎回参加しているんですけど、いつもゲームの構想に時間がかかっちゃってタイムアウトになっちゃうんですよね。

ってことで構想が固まって、1日目は残りの時間で素材づくりをはじめました。

2日目~3日目

ひたすら素材作りをしていました。3Dモデルの作成と、そのモーション作成です。

かわいい雰囲気を全面的に押し出したかったのでその方向で作りました。

4日目~6日目

素材も作ったのでUnity上で挙動づくりを頑張ってました。改めて見てみると実装に時間がかかってますね(。×﹏×。) 再利用可能なスクリプトを準備したりしてもう少し早く実装できるようにしないとですね。

7日目

ちょっと遅れてしまったものの何とか1週間でゲームができて投稿できました!よかったー

使用したアセット

UniRx - Reactive Extensions for Unity

作るゲームには毎回入れています。 イベント通知したり処理がすごく楽ちんです。

ReactivePropertyっていう変数と同じように使えるけど値が変化したときにイベントも飛ばせるものがあってそれがすごく便利です!

Farland Skies - Cloudy Crown

手軽にかわいい雰囲気の空が作れます。カラーバリエーションがあるのでそこもいいです。

Character Particle

ウサギがニンジンニンジン!って喋っているのはこのアセットで作ってます。 簡単にゲームのキャラクターを演出できて気に入ってます。

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Character Particleを使ったウサギのセリフづけ

TextMesh Pro

タイトルとかの文字に使いました。標準のテキストと違って輪郭がぼけないのがいいですね。

感想

いつも思うことなんですけど、Unity1週間ゲームジャムは普通のゲームジャムの短期集中とは違ってまとまった時間がとれない人でも参加しやすくって本当によいイベントだなーって思います。

あと、主催者のnaichiさんが遅れてしまったり、未完成でも投稿してかまわないよといってくださっているのがすごく参加しやすいなと思います。

Unity1週間ゲームジャムに参加するときは毎回技術的な目標を立てて参加するんですけど、うまく行かないことが多くって、それでも継続的に参加できているのはその言葉のおかげだと思います。

今回の目標は1週間以内に3Dモデルを作ってそれを動かしてゲームにするっていうことだったので、それができて一安心です。 ただ、操作が難しいっていうご指摘をいっぱい受けたので、次に参加する時はもっとシステム面に力を入れられるようにしたいな(っ ` -´ c)

ということで今回のUnity1週間ゲームジャム「space」の振り返りを締めようと思います。

次回も絶対参加するぞー!(۶•̀ᴗ•́)۶